飲食店の売上予測が計数管理だということくらい、いまや常識と言ってもいいくらいです。ところが計数管理という言葉は知っていてもそれが実際にどういうことなのかとなると案外と知られていないように思います。
どんなに立地が良くても、どんなに好条件であっても、売上の上がらない飲食店はたくさんあります。これを結構履き違えるととんでもないことになると思います。売上というものは上がるものではなく上げるものです。売上予測は今までの流れや経済の状況その他もろもろのことを総合的に判断して冷静に予測しなければ売上予測というものはできないと考えています。
売上というものは結果であるものですが、今後の状況を判断するうえでの経過でもあるのです。しかし冷静な売上予測があってはじめて損益というものがみることができて利益というものがでてくるものだと思います。いつまでも売上は上がるものと考えていてはどんなに条件を整えても売上は上がりません。おそらく上司や会社幹部から売上が厳しいからとか自分の出世のためにとかそんな感じで無理だとわかっていても出してしまうようなそんなものだとおもうのです。
売上というものは上がるという他力本願では決して上がらず自力で努力することによって上がるものなのです。冷静な売上予測はいかにして結果を出すかというそのための大切なことだと思うのです。こんなことは店長である以上当たり前にできることだと思いますが、やはり人材不足による店長教育というものが進んでいない状況で意外と分からずに行き当たりばったりで運営していることが多く見られます。意外と行われている売上予測は願望というか希望というか、そんな売上予測ばかりなのです。
お客様に商品を売るための全ての流れを把握した上で適切な販促をしなければ、いくら外からお客様を呼んでも売上というものは上がらないのです。もちろんいろいろなお膳立てをしてくれるフランチャイズであってもです。売上予測はその月の利益など経営を占う意味ですごく大切なことだと思います。
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